私は時間の感覚をつかむことが苦手なほうです。
苦手なので、スケジュール帳を使って時間を管理しています。
最初は時間管理が目的でしたが、次第にパニックを起こすことが減ってきました。
ここでいうパニックは、不安由来の混乱です。
一か月ほどバーチカルタイプの手帳を使ってみて良かったので、紹介したいと思います。
前半では使っている手帳のおススメポイントの紹介、後半では手帳術を紹介しています。
私が使っているのは、「ジブン手帳」という手帳です。
お店で実物を見ながら、私に合っているなと思ったのが「ジブン手帳DAYs」でした。
目次
ジブン手帳DAYsの紹介 おススメポイント
今年の目標が立てられる(書き留めておくことができる)
こうなりたいという目標があったとき、それを書いて、身近なところに持っておけると便利です。
スマートフォンのアプリでもいいのですが、私はどうやら「書く」ことに少しこだわりがあるようで、書くと落ち着きます。
「書く」ことにはこだわりがあるものの、思っていることや考えていることの「言語化」は苦手です。
言語化が苦手だからか、すらすらとは書けないですが、書かないよりもはるかに頭の中がすっきりします。
一か月ごとに目標が立てられる
今は、「今年の目標」のうち、今月分しか書いていません。
本来なら、今年の目標を10くらいに分けたものをそれぞれの月に書くのだと思います。
「10くらい」としたのは、ゆとりをもたせるためです。
ゆとりを持たせてあるのにどうして書かないか?というと、だいぶ先の予定を書くと、それが確定されたようでなんだか心配になるからですね。
予定はなんだかんだで変わるものです。
「変わるもの」と「確定したもの」が混在するのが心配の種になるので、最初から心配の種を取り除いています。
やらないことを書き留めておくことができる
たとえば2023年1月にやりたいことを書きます。
やりたいことリストを書くのは結構有名なのではないでしょうか。
何々の勉強がしたい、どこどこへ行きたいなど。
それもいいのですが、やらないことを書いておけるのが良いなと感じました。
ちなみに2023年1月のやらないことは、「夜ふかし」です。
やりたいことに集中するためにも、やらないことを書いておくのはおススメです。
ToDoリストとスケジュールが、1日1ページで確認できる
私が使っているのは「DAYs」というタイプです。ちなみにA5スリム。
DAYsは、1日1ページ使います。
ToDoリストとスケジュールが1ページで確認できます。
公式サイトに写真があるのですが、ページの真ん中に時間の軸があり、左側にチェックボックスが印刷されています。
リストのチェックボックスは、ページ左側の上から下まであります。
スケジュールはページ中央から右にかけて、ページの上を0時、下が24時としてあります。
背景は方眼になっており、縦にも横にも自由に書くことができます。
「この時間くらいにこれをしておかないといけない」といったタスクを、その時間の左側に書くことが、私にとって使いやすいなと感じました。
逆のタイプ(左がスケジュール、右がToDo)を試したのですが、私には合わなかったです。
時間の表記が、夜中でも昼間でも一定の幅である
時間管理が苦手な私にとって、とても嬉しいのが、時間の表記が「一定の幅」ということです。
忙しさで早く感じることはあっても、時間は一定の間隔で過ぎていきます。
寝ている1時間も起きている1時間も、同じ1時間です。
一定の幅で時間が表記されていることが、時間の感覚をつかむのに良かったです。
一番細かい時間の目盛りが30分である
いろんなスケジュール帳を使ってみて、自作してみて、使いやすかったのが30分間隔でした。
明らかに30分未満で終わるようなことも、30分の枠で書いています。
私は朝食にあまり時間をかけませんが、朝食も30分の枠で書きます。
この枠が、15分だとあっという間に過ぎてしまい、1時間だと枠が大きすぎて時間が分かりづらいのです。
「朝食」ひとつとっても、準備から片付けまであります。
私の場合は、トーストする、食べる、片付けるといったことを、まとめて「朝食」として認識しています。
ここの認識は人それぞれなのですが、私は30分の枠でとらえるほうが分かりやすかったです。
手帳術について
先ほど手帳の紹介で書いた部分もありますが、改めて手帳術として書いておきます。
これから紹介する手帳術を実践していった結果、タイトルにもあるようにパニックが起こりづらくなりました。
私の場合のパニックは、先の予定が見えないことへの不安、これから何をすればいいか分からない不安が大きいのではと思っています。
最初は、やったことを書いてみる
自分がどんなことに、どれだけ時間をかけているか分かります。
やったことを書くだけですが、時間の使い方のクセが見えてくる感じがあります。
私の場合は、最初はパニックになって書くことが難しかったです。
では何をしたかと、「簡単なことでいいから書く」でした。
睡眠、ごはんの内容、買い物といった、自分にとって分かりやすいことを書いていました。
たとえば頭痛持ちの方の場合、頭痛が起きたタイミングなど書くと、対処しやすいかと思います。
予定は30分単位で書く
30分単位というのがポイントです。
私はどうも、「朝食」は、準備から片付けまで含めて「朝食」として認識しているのです。
トースト1枚、あるいはもち2つを食べるのに30分までかかりませんが、準備や焼く時間、片付けを考えると、30分がちょうど良いのです。
時間効率をひたすら求めて、手帳を自作し、目盛りを15分単位にしてみても、どうもしっくりきませんでした。
この辺の感覚は人それぞれなのですが、まず30分という枠で予定をとらえてみることをおススメします。
それから細かくしても問題ないと思います。
寝ている時間も一定間隔で印刷してあるスケジュール帳を使うこと
人それぞれ生活リズムが違いますが、昼勤・夜勤などにかかわらず、寝ている時間の記載があると時間の感覚がつかみやすくなるので良いです。
起きている時間のみのスケジュール帳は、効率よくページが使えるという点では優れていると感じます。
しかし、一日は0時ちょうどから23時59分・・・まであります。
寝ている時間は、手帳には「睡眠」と記録しています。
しっかり寝ながら、充実した時間を過ごすために、一定間隔で時間が印刷されているスケジュール帳が使いやすかったです。
バーチカルタイプのスケジュール帳を使うこと
バーチカルタイプというのは、上から下に時間軸があるタイプです。
市販の手帳だと、たまに朝7時から夜23時といった時間で書いてあるものがあります。
上の項目ともかぶりますが、視覚的にも、一日を24時間としてみることができるほうが良かったです。
忙しくて朝は時間が短く感じる、ということはあっても、朝だけ1時間は40分なんてことはないです。
どの時間をとっても、1時間は60分です。
一定間隔で時間の記載がある、かつバーチカルタイプの手帳だとかなり使いやすいですよ。
ちなみにそれが叶うのは、ジブン手帳DAYsです。
左にToDoを、右に予定を書く
ジブン手帳DAYsを使っている前提の手帳術です。
最初に、ページ右側にずらせない予定を書くと良いです。
仕事、通勤、睡眠、ごはん等々。
ToDoは些細な事も書いておくと、達成感が半端ないのでおススメです。
やらないといけないことを、15分以下でできるような内容に細分化し、ジブン手帳DAYsの場合だとページ左側のチェックボックスのある部分に書いています。
なんなら、すぐできることでもあえて書きます。
15分以下だとゆとりがある分、余計なプレッシャーを感じないので、落ち着いてToDoを進められています。
アナログ手帳の良いところなのですが、書くスペースに限度があります。
ジブン手帳を使い始める前、私はToDoを詰め込みすぎてパンクしていました。
上限のあるアナログだからこそ、詰め込みにくくなり、パンクしづらくなります。
ToDoは、18時など、やりたいタイミングに合わせて書いています。
ジブン手帳DAYsのページ真ん中に時間軸があり、ページが大きく二分されていることを利用しています。
ボールペンの色を使い分ける
私が使っているのは、ジェットストリームの4&1です。
黒、青、緑、赤、シャープペンシルが一本になっています。
が、手帳にはシャープペンシルは使っていません。
単に、ものが増えて忘れ物をしたくなかったので、シャープペンシルも一本になったタイプを選びました。
色の使い分けは次のとおりです。
黒:ずらせない予定、ToDo、基本的に手帳に書くときはこの色を使う
青:融通のきく予定、その日したいと思った予定
緑:ごはんのメニュー(もち2つ、豆乳 など)
赤:移動時間、公共交通機関の発車時刻
黒と青は、割と似たようなことを書いていますね。
移動時間は、ぜひ書いてみてください。
時間軸の右側に矢印を書いておくだけでも、色の違いで見分けることができます。
まめに手帳に触れる
せっかく手にした手帳です。
不安に思ったとき、これからすることがあるとき、とにかく手帳に触れると良いです。
そして、書きましょう。
書く内容は、本当に簡単で良いです。
私は、食器洗う、洗濯物たたむ、といったことも書いていますよ。
明らかにすぐ終わるとしても、書くことで頭の中が整理されて、パニックを防ぎやすくなっているという実感があります。
書けないとしても手帳を開いて、現在はここの時間軸のところだなと認識することで、私の場合ですが気持ちが落ち着きやすくなっています。
手帳を開くことに抵抗のあるタイミングでも、「手帳に触れることで落ち着くぞ」と認識できると、パニックになりづらくなります。
おまじないみたいなものですね。
ジブン手帳DAYs おススメです
というわけで、紹介した手帳術を実践できる「ジブン手帳DAYs」おススメです。
ジブン手帳を書き始めて1か月だということもあり、まだまだ活用できていない部分があります。
なので、まだ紹介できていない良いところがたくさんあります。
今年に入って1か月しか経ってない、とも言えるので、気になった方は、書店や雑貨店にて「ジブン手帳」を手に取ってみてはいかがでしょうか。
そして、紹介した手帳術を実践してくださると嬉しく思います。
↓ジブン手帳公式サイトはこちらからどうぞ
https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/jibun_techo/lineup/days.html